祖母山のキレンゲショウマ
2009年 08月 26日
原生林が鬱蒼と生い茂る、山懐深い祖母山々系・・・・
その山中沢沿いで、ひっそりと咲く天涯の花「キレンゲショウマ」を探し歩いてきました。
今では見られる場所も限られ、その数もめっきり少なくなったと聞く。ひと昔前、ある山では踏みつけて歩くくらい登山道にはみ出して咲いていたのに、九州ではすっかり貴重な「幻の花」となってしまったようです。
現在は椎葉や五ヶ瀬では、鹿避けネットで厳重に保護されたところも有りますが、やはり自然のままの姿が良いです。鹿の食害から逃れ、昔からそこに咲いているキレンゲショウマに出会えたときは、感動を通り越し愛おしささえ覚えました。
AM7:00前、尾平登山口に到着です。何回来てもやっぱ祖母は遠いなぁ~~自宅から4時間の長距離移動で登る前から疲れてしまいます。熊本、宮崎からの参加者と合流し、奥岳渓谷沿いに黒金尾根を目指します。
尾平登山口から見る祖母山の岩峰群です。
九州の山にあっては珍しいアルペン的な山容をし、見ているだけでワクワクしてしまいます。右端が祖母山頂で、中央の岩峰が天狗岩です。キレンゲショウマ観賞後、この天狗岩まで足を伸ばす予定です。
黒金尾根コースを進み、何箇所も沢を渡り、キレンゲショウマの咲く目的地を目指します。
鹿も寄り付けないところに今もひっそりと咲くキレンゲショウマの小群生地です。
いつまでもこの場所で咲いていてもらいたいものです。同行者の皆さんと、暫し撮影会です。
キレンゲショウマ観賞後、再び黒金尾根に取り付き天狗岩を目指しますが、ご覧の様に木の根、ロープを手掛かりに登るような急登の連続です。それじゃなくても山中は風もなく気温も急上昇し、汗は滴り落ち、終いにゃ目眩までしてきて一気に登高意欲が失せて行くのが分かります。
そんな時先を行く同行者から”天の声”が聞こえてきました(笑)「今日は登るの止めて、沢で遊びましょうか~!」・・・と、呼びかけ人としては言っちゃいけない提案を投げかけられて来ました~(笑)同行の皆さんからも”勇気ある撤退”に快諾?の返事が聞こえ、内心「ホッ」としておりました(笑)
やはり水の側は気持ちが良いですねぇ~。
顔を洗ったり、足を着けたりとホント生き返ります。
大きな岩の上で昼寝でもしたら、気持ちが良いだろうねぇ。それに嬉しいことにここ祖母の渓谷には嫌なアブなどの虫も少なく快適です。登山口近くの河原で昼食をしながら、同行者の皆さんと暫く楽しいお喋りでまったりとした時間を過ごしました。
今回、最初の予定ではキレンゲショウマを鑑賞し、祖母山頂を目指す多くの登山道の中でも、一番キツイと言われている「黒金尾根」を縦走路まで上がり、この山域屈指の展望岩の天狗岩のピストンを計画していました。
しかし、最初に今回の「主役」のキレンゲショウマを見てしまったため、あのキツイ登りにどうも気合が入りませんでした(笑)。次回からは主役は一番最後に予定して、先にピークを極める事にしましょう。今回の反省点でもあるが、たまにはのんびりお花観賞を主役にする事も良いのかも知れません。
今回は同行者がわざわざ下見をしてくれました。改めて感謝です。
同行者
sanyuさん・写楽さん・いーさん・putalyさん・きのこさん・Haruさん・Hiroさん・まつやん
使用画像の数枚は同行者putalyさんからの拝借画像です。
その山中沢沿いで、ひっそりと咲く天涯の花「キレンゲショウマ」を探し歩いてきました。
今では見られる場所も限られ、その数もめっきり少なくなったと聞く。ひと昔前、ある山では踏みつけて歩くくらい登山道にはみ出して咲いていたのに、九州ではすっかり貴重な「幻の花」となってしまったようです。
現在は椎葉や五ヶ瀬では、鹿避けネットで厳重に保護されたところも有りますが、やはり自然のままの姿が良いです。鹿の食害から逃れ、昔からそこに咲いているキレンゲショウマに出会えたときは、感動を通り越し愛おしささえ覚えました。
AM7:00前、尾平登山口に到着です。何回来てもやっぱ祖母は遠いなぁ~~自宅から4時間の長距離移動で登る前から疲れてしまいます。熊本、宮崎からの参加者と合流し、奥岳渓谷沿いに黒金尾根を目指します。
尾平登山口から見る祖母山の岩峰群です。
九州の山にあっては珍しいアルペン的な山容をし、見ているだけでワクワクしてしまいます。右端が祖母山頂で、中央の岩峰が天狗岩です。キレンゲショウマ観賞後、この天狗岩まで足を伸ばす予定です。
黒金尾根コースを進み、何箇所も沢を渡り、キレンゲショウマの咲く目的地を目指します。
鹿も寄り付けないところに今もひっそりと咲くキレンゲショウマの小群生地です。
いつまでもこの場所で咲いていてもらいたいものです。同行者の皆さんと、暫し撮影会です。
キレンゲショウマ観賞後、再び黒金尾根に取り付き天狗岩を目指しますが、ご覧の様に木の根、ロープを手掛かりに登るような急登の連続です。それじゃなくても山中は風もなく気温も急上昇し、汗は滴り落ち、終いにゃ目眩までしてきて一気に登高意欲が失せて行くのが分かります。
そんな時先を行く同行者から”天の声”が聞こえてきました(笑)「今日は登るの止めて、沢で遊びましょうか~!」・・・と、呼びかけ人としては言っちゃいけない提案を投げかけられて来ました~(笑)同行の皆さんからも”勇気ある撤退”に快諾?の返事が聞こえ、内心「ホッ」としておりました(笑)
やはり水の側は気持ちが良いですねぇ~。
顔を洗ったり、足を着けたりとホント生き返ります。
大きな岩の上で昼寝でもしたら、気持ちが良いだろうねぇ。それに嬉しいことにここ祖母の渓谷には嫌なアブなどの虫も少なく快適です。登山口近くの河原で昼食をしながら、同行者の皆さんと暫く楽しいお喋りでまったりとした時間を過ごしました。
今回、最初の予定ではキレンゲショウマを鑑賞し、祖母山頂を目指す多くの登山道の中でも、一番キツイと言われている「黒金尾根」を縦走路まで上がり、この山域屈指の展望岩の天狗岩のピストンを計画していました。
しかし、最初に今回の「主役」のキレンゲショウマを見てしまったため、あのキツイ登りにどうも気合が入りませんでした(笑)。次回からは主役は一番最後に予定して、先にピークを極める事にしましょう。今回の反省点でもあるが、たまにはのんびりお花観賞を主役にする事も良いのかも知れません。
今回は同行者がわざわざ下見をしてくれました。改めて感謝です。
同行者
sanyuさん・写楽さん・いーさん・putalyさん・きのこさん・Haruさん・Hiroさん・まつやん
使用画像の数枚は同行者putalyさんからの拝借画像です。
by gen2t
| 2009-08-26 19:15
| 山