不定期更新の気ままなブログです。時々覗いてください(笑)


by gen2t
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パハル・フェスタと三俣山

くじゅう法華院温泉山荘で行われる第一回「パハル・フェスタ」に参加するため、久し振りにテントを担ぎくじゅうに出掛けてきました。パハル・フェスタとは日本中のみんなに山に登って貰って日本の元気を取り戻そうと、「一億二千万人総登山者計画」を提唱する無名山塾主宰でもある登山家の岩崎元郎さんの発案で、山のトイレや自然環境、増え続ける山岳遭難事故など、大切な山のことをみんなで考えようという催しです。

思い起こせばくじゅうに出掛けたのは2009年の6月の平治岳が最後だから実に約2年振りで、テントを担いで歩くのは2009年9月の後立山を縦走したのが最後で約1年半振りでした。

今回の入山は久し振りの重装備でもあるし大曲から入山する事にしました。
でもそのまま坊ヶツルに入るのも余りにも芸が無く軟弱すぎるので、一応スガモリ越えから三俣山に登り、そのまま直接坊ヶツルに下る様に計画しました。
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久し振りの三俣山本峰です。
来るたびに思うのですが、三角点周辺の黒土の面積が少しずつ広がっているように感じられます。この日もそうだったんですが、霜柱が解け始め登山道はぬかるみ状態で、このぬかるみを避けるために草付の上を歩く多くの登山者がこの山頂の様子を変えているのでしょうか?私もそんな登山者の1人かも知れませんが、そんな中でも私の意識の中では決められたトレイルを歩き、脇道の草花を踏みつぶさない様に心がけているつもりです。自然に極度の負荷を掛けないローインパクトな山歩きを心掛けたいものです。


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三俣山本峰から南~北西方向の眺望です。

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三俣山本峰から北から東方面の眺望です。
この日は多少霞んではいたものの、雲ひとつない快晴で眺望派の私としては満足な眺めでした。
一通り眺望を楽しんでから南峰に向かいます。

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三俣山南峰から見る坊ヶツルと大船山です。
四面山なる坊ヶツル♪ 
正しくその通りでして、黒くなった野焼きのあとが綺麗です。これから草花の芽吹きの季節を迎えることでしょう。
ただ気になったことも・・・・・
数年前に登山者の不注意によって発生した南峰の山火事のあとは生々しく、残念な事にミヤマキリシマの多くは再生不能な状態で白骨化しておりました。

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これから眼下の坊ヶツルまで一気に400M程の高度差を下っていくわけですが、くじゅうでも屈指の急勾配の登山道です。おまけに足元はズルズルで難儀しました(笑)

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下りきって見上げた三俣山ですが、画像で見るとそう大変そうには見えないのですが、実際は転げ落ちるように下って来ました。

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坊ヶツルで沢水から入山された熊本組の皆さんと合流し、早速今宵の我が家を設営します。

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今日はGWの初日とも有り、おまけに天気にも恵まれて色とりどりのテントの花が咲いていました。

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本日は山用に購入したタジン鍋のデビューでしたが、上手い具合に蒸し料理も出来上がりました。しかし、持ち運びにはちと重いのが難点ですね(笑)

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パハル・フェスタ開催の挨拶をされる岩崎元郎氏です。
このあと山におけるトイレ問題等が参加された皆さんと議論されます。また群馬県と新潟県との県境の谷川岳を舞台にした記録映画「遭難」も上映されました。昭和33年に岩波映画社が製作された記録映画です。
50数年前の登山者の装備を見ると「えっ!」と思わされるような装備なんかにも驚かされましたが、当時は山で遭難死した方達の亡き骸はその場で荼毘に附されていたのには驚かされてしまいます。

また、自然をフィールドにする者にとってトイレ問題は重要です。北アルプスの様なメジャーな山にはある程度整備は進んでいますが、それはごく一部の山域であって全国の殆どの山はまだまだ整備は整っていません。て、言うか、これからも急速に整備が進むとも思えません。
やはり山に入る前には必ず用を済ませ出来るだけ山中での用足しはしない。でも水分等の摂取を我慢して体調を壊すのなら本末転倒です。個人的な考えですがそんな時の為にも携帯トイレの携行はこれからの登山には必要ではないでしょうか?

このあとは参加の皆さんで元気の出る山の歌などを合唱し、大いに盛り上がりました。

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特に盛り上がっておられた方達です。

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フィナーレは勿論「坊ヶつる賛歌」の大合唱です。
この坊ヶツル賛歌を作詞されたひとり、梅木秀徳氏も肩を組まれ大合唱されていました。
また、この「九重の今昔を語り山の歌を楽しむ会」での演奏は「あそBe隊楽団」の皆さんがユーモアたっぷりトークと共に演奏されていました。動画の右端にグリーンのウェアーを着られている方がこの楽団の隊長の薄井さんですが、この方は「阿蘇消防山岳救助隊」の隊長で、救助ヘリのパイロットもされている方です。

大盛況の中、「パハル・フェスタ」も終了し、温泉に浸かった後テント場に戻ります。
漆黒の夜空には沢山の星が輝いていました。
まぁ、これまでは良かったのですが、このあと急に風が強くなり一晩中強風でテントを揺らされて、神経質の私は寝ることが出来ませんでした(笑)

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今日は大船山にご来光登山を計画していましたが、この強風では気力も萎えてきました(笑)
で、山荘前で先生と記念撮影をしてスガモリ越えで大曲に戻る事にしました。

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谷筋の鞍部には特に風が集まりやすく、時折り吹く突風に体がよろめきます。

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北千里に出ると今度は小石が飛んで来て顔が痛いです。画像では分かり難らいでしょうが大変な風でした。
無事9時半頃に大曲登山口に到着です。
このあと熊本組の皆さんを各登山口までお送りし、帰路に着きました。

縁あって今回の「パハル・フェスタ」に参加することが出来ましたが、楽しい一時でした。有意義な時間でした。今回が第一回と言うことですから、第二回、三回と是非参加したいものです。
ついでにもうひとつ大きな収穫がありました。
帰りに寄った黒川温泉の「耕きちの湯」で、音信不通だった高校生時代の同級生と35年ぶりにバッタリと再会する事ができました。現在大阪で暮らす彼と「お互いにオヤジになったなぁ~」と大笑いで再会を喜び合いました。大阪で暮らす彼と九州・熊本の温泉でバッタリなんて本当に奇跡ですね。
これもやはり「パハル・フェスタ」が開催されたおかげでだと感謝でした。
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by gen2t | 2011-05-01 16:04 |