げんPART②
2009年 01月 09日
そんなある日、事故は起こりました。それも大変な事故でした。
その日、私は仕事に出掛けていて、帰宅後に家の者から聞いて知ったのです
「ピンポーン」、「ピンポーン」とチャイムが鳴り響く雨上がりの朝だったそうです
そんな聞き慣れたチャイム音のなかで、逆に普段聞き慣れない「げん」の悲痛な叫び声が聞こえてきたそうです
叫び声を聞きつけ、家内が飛び出してみるとそこには「げん」がうずくまり、泣き叫ぶ姿がそこにありました
最初、事態が飲み込めないでいた家内、次第に「げん」の左後ろ足の異変に気が付いたようです
正常なときの後ろ足の関節は、適当な角度で折れ曲がっているのですが、その時の左足はピーンと真後ろに伸びきっていました
ただ、何が原因で何故そうなったかなんて素人の家内には知る術は無かった筈です
暫くして少しは痛みも和らいだのでしょうか、先程のような鳴き方はしなくなったようです
いつもの時間に帰宅し、門扉を開けるといつもは私の元に駈け寄って来る「げん」ですが
今日は明らかにいつもの様子とは違っていました 玄関のドア前で横になって動こうとはしません
同時に家内からこれまでの経緯を聞き 初めて納得できましたが本当に痛々しい姿です
その痛々しい姿を見ても何処がどうなっているのか私にも分かりません
とにかく明日、動物病院に連れて行くことにし、今晩は玄関中の土間で休ませることにします
その夜、家の者と原因について話し結論は直ぐに出ました
多分いつものようにつま先だっていつものようにチャイムを押している時
何らかの原因で足を滑らせ転倒し、その弾みで後ろ左足に異常をきたしたのでしょう
とにかく「げん」に対し、最善の治療をしてやろうと決めました
夜中に様子を見に行きましたが、可哀相ですが痛くて寝られないのでしょう落ち着きがないようです
翌日も仕事の私に変わり、家内が動物病院に「げん」を連れて行くことになりました
後ろ足の自由の利かない「げん」。後ろ足を踏ん張って車にピョンと跳び上がることも出来ない様です
多分、昨日からオシッコもしていない筈です
車に乗せるのは大変だったと後で聞かされましたが確かにそうでしょう
25㌔近くもある生き物ですからそう簡単に抱え上げることは無理でしょう
仕事中、携帯に家内から1通のメールが届き、文字は無く画像が一枚のみのものです
その画像を見ただけで現在の「げん」の置かれた状況を飲み込むには十分すぎました
麻酔用のマスクをされ、手術台に横たわる初めて見る「げん」の姿で、更に1時間後に届いた画像は檻の中で横たわる姿でした
帰宅後、家内からの話を聞くと、左足の靱帯が断裂している可能性が高いとのことですが
完全に切れているのか部分的に切れているのかは2~3日様子を見てみないと分からないとのことです
3日後、この日も仕事の私に代わり、家内が病院まで「げん」を連れて行き、携帯で私に状況を連絡してきます
獣医の話しでは靱帯の断裂で手術を施しても完全に元通りに戻ることは無いと家内が伝えてきます。
重度障害が残るかも知れないし、軽度の障害で済むかも知れないし、こればかりはやってみないと分からないらしい。
えっ!本当にそうなの?動物の手術とはそんなものなのでしょうか?動物病院を間違えたかな?そんな疑心暗鬼になってきました。
しかし、家族同様に接してきた「げん」、一刻も早く痛みから解放してやりたい気持ちで一杯です。大きな疑問と不安は有りますが、今のままじゃ余りにも可愛そうで獣医に最善の対処をお願いし手術をするように家内に伝えます
この続きはまた後日・・・・・
その日、私は仕事に出掛けていて、帰宅後に家の者から聞いて知ったのです
「ピンポーン」、「ピンポーン」とチャイムが鳴り響く雨上がりの朝だったそうです
そんな聞き慣れたチャイム音のなかで、逆に普段聞き慣れない「げん」の悲痛な叫び声が聞こえてきたそうです
叫び声を聞きつけ、家内が飛び出してみるとそこには「げん」がうずくまり、泣き叫ぶ姿がそこにありました
最初、事態が飲み込めないでいた家内、次第に「げん」の左後ろ足の異変に気が付いたようです
正常なときの後ろ足の関節は、適当な角度で折れ曲がっているのですが、その時の左足はピーンと真後ろに伸びきっていました
ただ、何が原因で何故そうなったかなんて素人の家内には知る術は無かった筈です
暫くして少しは痛みも和らいだのでしょうか、先程のような鳴き方はしなくなったようです
いつもの時間に帰宅し、門扉を開けるといつもは私の元に駈け寄って来る「げん」ですが
今日は明らかにいつもの様子とは違っていました 玄関のドア前で横になって動こうとはしません
同時に家内からこれまでの経緯を聞き 初めて納得できましたが本当に痛々しい姿です
その痛々しい姿を見ても何処がどうなっているのか私にも分かりません
とにかく明日、動物病院に連れて行くことにし、今晩は玄関中の土間で休ませることにします
その夜、家の者と原因について話し結論は直ぐに出ました
多分いつものようにつま先だっていつものようにチャイムを押している時
何らかの原因で足を滑らせ転倒し、その弾みで後ろ左足に異常をきたしたのでしょう
とにかく「げん」に対し、最善の治療をしてやろうと決めました
夜中に様子を見に行きましたが、可哀相ですが痛くて寝られないのでしょう落ち着きがないようです
翌日も仕事の私に変わり、家内が動物病院に「げん」を連れて行くことになりました
後ろ足の自由の利かない「げん」。後ろ足を踏ん張って車にピョンと跳び上がることも出来ない様です
多分、昨日からオシッコもしていない筈です
車に乗せるのは大変だったと後で聞かされましたが確かにそうでしょう
25㌔近くもある生き物ですからそう簡単に抱え上げることは無理でしょう
仕事中、携帯に家内から1通のメールが届き、文字は無く画像が一枚のみのものです
麻酔用のマスクをされ、手術台に横たわる初めて見る「げん」の姿で、更に1時間後に届いた画像は檻の中で横たわる姿でした
帰宅後、家内からの話を聞くと、左足の靱帯が断裂している可能性が高いとのことですが
完全に切れているのか部分的に切れているのかは2~3日様子を見てみないと分からないとのことです
3日後、この日も仕事の私に代わり、家内が病院まで「げん」を連れて行き、携帯で私に状況を連絡してきます
獣医の話しでは靱帯の断裂で手術を施しても完全に元通りに戻ることは無いと家内が伝えてきます。
重度障害が残るかも知れないし、軽度の障害で済むかも知れないし、こればかりはやってみないと分からないらしい。
えっ!本当にそうなの?動物の手術とはそんなものなのでしょうか?動物病院を間違えたかな?そんな疑心暗鬼になってきました。
しかし、家族同様に接してきた「げん」、一刻も早く痛みから解放してやりたい気持ちで一杯です。大きな疑問と不安は有りますが、今のままじゃ余りにも可愛そうで獣医に最善の対処をお願いし手術をするように家内に伝えます
この続きはまた後日・・・・・
by gen2t
| 2009-01-09 22:39
| ペット